建築時の近隣対策

ビルやマンション等の建築の際の近隣対策は避けて通れないものです。都心でマンション等大規模な建築物を建築する際は必ずと言っていい程近隣とのトラブルがあります。基本的に弊社では近隣対策も設計料の中に含まれていますが、その仕事の大変さは近隣対策専門の業者もいるくらいです。近隣対策及び説明の方法は基本的にその建築する市区町村によって条例で定められているのでその条例にのっとって行います。例えば東京都の場合は区によって異なりますが、建築する建物と同じ高さの範囲に住んでいる近隣住民に近隣説明で回らなければいけないという条例があります。人がいれば1回で回れますが、ずっと不在の自宅の場合は3回回り、3回目にポスト投函して回った事に出来ます。低層の建物で有れば回る件数が少ない時も有りますが、時には近隣説明の範囲に高層マンション等が入ってしまうと何千件という建物を回らなければいけない時も有ります。また建築時に近隣の人が弁護士を入れて来たり、様々なトラブルは有りますが、こちらは建築基準法に則り正々堂々と建物を建築して行く必要があります。